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NHK大河ドラマ『ばけばけ』ゆかりの地――隠岐の島・海士町に佇む“ラフカディオ・ハーン夫婦像”が話題に

文豪ハーンが愛した“鏡ヶ浦”を望む場所が、ドラマ放映で再び脚光

島根県・隠岐諸島の海士町(あまちょう)では、明治の文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とその妻・小泉セツを象った夫婦像が、今も菱浦湾に静かに佇み訪れる人々を迎えています。
主人公としてハーンを描く NHK大河ドラマ『ばけばけ』 の放映開始に伴い、ゆかりの地として海士町が全国から注目を集めています。

■ ラフカディオ・ハーンが“日本の心”を見つけた地、海士町

1892年(明治25年)、ハーンは妻セツとともに隠岐の島を訪れ、なかでも海士町・菱浦湾周辺を深く愛したと記録されています。
穏やかに凪ぐ入り江を “鏡ヶ浦(かがみがうら)” と名付け、その美しさを名著『知られざる日本の面影』に詳細に描き残しました。

海士町は、ハーン夫妻が滞在したとされる旧旅館跡地を整備し、現在は 「八雲広場」 として一般開放。
広場には
• ラフカディオ・ハーンと小泉セツの夫婦像
• 来島百年を記念する石碑
が建立され、今も当時の景観とその精神が息づいています。

■ 世界でも希少な“小泉セツ像”

八雲広場の夫婦像は、共に鏡ヶ浦を眺めるハーンとセツの姿を写したもので、特に 小泉セツの銅像は世界でも類を見ない貴重なもの としてファンから高い評価を受けています。

その優美で静かな佇まいは、訪れる人々に“夫婦の旅の記憶”と“海士町の優しさ”を静かに語りかけます。

■ 大河ドラマ『ばけばけ』効果で、海士町が全国から注目

大河ドラマ『ばけばけ』の主人公としてハーンが描かれたことで、
「隠岐のハーンゆかりの地」への関心が急速に高まっています。

海士町では現在、
• ハーンゆかりの地を巡るガイドツアーの整備
• 文学・歴史をテーマとした滞在型コンテンツの拡充
• 教育機関・地域住民による文化継承プロジェクト
など、来訪者向けの取り組みを強化しています。

“ドラマの主人公が実際に歩いた場所を訪れる旅”として、全国から多くの問い合わせが寄せられています。

■ 八雲広場 アクセス情報
• 所在地:島根県隠岐郡海士町 福井(菱浦湾畔)
• アクセス:菱浦港フェリーターミナルより徒歩約5分
• 料金:見学無料/年中無休

美しい湾と夫婦像が織りなす風景は、海士町を訪れる観光客にとって欠かせない“心の名所”となっています。

■ 海士町からのメッセージ

ラフカディオ・ハーンが名づけた“鏡ヶ浦”の景色は、時代を超えて変わらぬ静けさと美しさを保っています。
海士町は、ハーンが愛した自然と文化を大切に守りながら、その魅力を未来へつなげる取り組みを続けています。

ぜひ、NHK大河ドラマ『ばけばけ』の舞台となった海士町・八雲広場へお越しください。

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